全国各地にある素敵な温泉に足を運んでみよう

南紀勝浦温泉


南紀勝浦温泉(なんきかつうらおんせん)は、和歌山県の東牟婁郡那智勝浦町にある温泉です。
もともとに名は勝浦温泉だったのですが、この地が温暖なリゾート地のイメージがあるので、地元の観光協会や宿泊組合が観光客を集めるPRを目的で「南紀」と冠して、南紀勝浦温泉という呼び方が定着しました。
白浜温泉と並び南紀を代表する温泉で、紀伊半島の南東に位置するこの温泉地は世界遺産に登録された那智山や那智滝、熊野三山、吉野熊野国立公園への拠点となっているので、それらの観光が目的で訪れた旅行客もたくさん訪れています。

南紀勝浦温泉は海沿いにある温泉地なので、ホテルや宿では取れたての海の幸が満喫できます。
特に近くの勝浦漁港は、日本国内で日本一のマグロ水揚げ量を誇っていて、新鮮で多彩なマグロ料理を満喫できることが出来ます。

南紀勝浦温泉へのアクセスは電車を利用していく場合だと、新大阪駅から紀伊本線「特急オーシャンアロー」に乗って3時間20分、名古屋から紀伊本線「ワイドビュー南紀」に乗って3時間20分で「紀伊勝浦駅」に到着します。
南紀勝浦温泉はこの紀伊勝浦駅を降りてすぐの場所になります。

泉質は単純硫黄泉などで、神経痛、皮ふ病、リウマチなどに効果があると言われています。
この南紀勝浦温泉は至る場所で温泉が湧出していて、多くのホテルや宿が自家泉源を備えているのも特徴です。
これらの宿泊施設は海沿いに多く建っていて、美しい海を見ながらお風呂に入る事が出来ます。
それぞれのホテルや旅館には、素敵なロケーションのお風呂があるので、いろいろ調べて気にった宿泊施設を探してみるといいと思います。
また、気軽に利用できる足湯や共同浴場もあるので行ってみるといいでしょう。

夏には海水浴も出来るので、ファミリーで行くのにとてもいい温泉地です。
海を見ながら入るお風呂と、新鮮で豊富な海の幸を堪能することが出来る南紀勝浦温泉にまだ行った事がないという人は、一度訪れてみてはどうでしょうか。