湯田中温泉

湯田中温泉（ゆだなかおんせん）は、長野県の下高井郡山ノ内町にある温泉です。
この湯田中温泉は開湯して１３００年以上というとても歴史のある温泉で、昔から豊富や湯量を誇る温泉として有名です。
有名な俳人の小林一茶も、この湯田中をこよなく愛した事でも知られています。
この俳人の小林一茶を偲んで湯田中には「一茶の散歩道」というコースがあって、温泉街の北、山裾の住宅地に町天然記念物「雨含の松」という見事な枝ぶりの松の木からスタートして、一茶堂や句碑など小林一茶ゆかりの史跡を訪ねて歩くコースなどもあります。

湯田中温泉へのアクセスは、電車を利用していく場合はまずJR長野駅まで行きます。
東京から向かう場合ですと、「長野新幹線あさま」を利用すると約１時間２０分ほどで長野駅に行くことができるのでとても便利です。
長野駅から長野電鉄の特急に乗り約４０分で湯田中駅に到着します。
車を使って行く場合だと上信越自動車道の信州中野インターチェンジで降りて約１０キロで現地に着きます。

泉質は塩化物泉や硫黄泉などで、慢性皮膚炎、動脈硬化、慢性婦人病、切り傷、火傷、疲労回復、健康増進、神経痛、冷え性、などに効果があると言われています。

また湯田中温泉は、バスに乗って山の方に行くといくつものスキー場があるので、冬のシーズンはスキーを楽しみに来た人が立ち寄る温泉地になります。

湯田中駅には併設して「楓の湯」という入浴施設が建っていて、駅とお風呂が並んで建っている全国でも珍しい場所としても有名です。
また駅から出てすぐの場所に、無料で楽しむ事が出来る足湯もあるので楽しんでみるといいと思います。

湯田中温泉には大きな規模のホテルや老舗の宿などいくつもの宿泊施設があるので、いろいろ調べて気に入った宿を探してみるといいと思います。
東京方面から比較的簡単に電車で行くことができる湯田中温泉にまだ行った事がないという人は一度訪れてみてはどうでしょうか。