雲仙温泉

雲仙温泉（うんぜんおんせん）は、長崎県の雲仙市小浜町にある温泉です。
島原半島の中央に位置していて、普賢岳、国見岳、妙見岳など8つの山々に囲まれています。
標高700メートルという高地にある温泉で、明治時代には外国人の避暑地としてにぎわっていました。
雲仙温泉のある場所は昭和9年に日本で最初の国立公園に指定された、日本最古の国立公園です。
また、大人気のラジオドラマ「君の名は」の映画でこの雲仙温泉が舞台になって事でも有名です。

雲仙温泉へのアクセスは、飛行機を利用する場合は、長崎空港まで行きそこからバスに乗って行く事ができます。
電車を利用していく場合だと、新幹線などを利用して博多駅まで行き、そこから諫早駅まで行き、そこからバスに乗って行く事ができます。
また、フェリーとバスを利用して行く方法もあります。

泉質は硫黄泉、酸性泉などで、透明のお湯と白いお湯の２種類あります。神経痛、リウマチ、皮ふ病、筋肉痛、関節痛、疲労回復、健康増進に効果があると言われています。
また、美肌効果もあると言われているので、女性の人人気があります。

豊かな自然の山々に囲まれている雲仙温泉は、春は雲仙ツツジが山肌をピンク色に染めて、秋には美しい紅葉と、季節を通じて美しい自然の景色を眺めることが出来ます
。明治時代に外国人の避暑地としてにぎわっていた雲仙温泉はその名残で、どことなく古い異国情緒が漂っていて、独特の町並みになっています。
30余りの噴気孔群がモクモクと噴煙を上げる雲仙地獄は有名な観光スポットです。物凄い量の湯煙が立ち込めるその様子はまさに別世界です。

雲仙温泉には様々なホテルや旅館があり趣向をこらした露天風呂や展望風呂などがあるので、いろいろ調べて気に入った宿泊施設を探すといいと思います。
またいくつかの立ち寄り湯もあるので、散策がけら足を運んでみるといいでしょう。
標高700メートルの自然の山々に囲まれた雲仙温泉にまだいった事がないという人は一度訪れてみてはどうでしょうか。