由布院温泉

由布院温泉（ゆふいんおんせん）は、大分県の由布市湯布院町にある温泉です。
すぐそばにある活火山の由布岳の恵みを受けて、全国第3位という豊富な湧出量を誇っていて、一般家庭でも温泉が使われているほどです。
団体客向けの大きなホテルや繁華街の開発が進んでいない事が逆に由布院温泉のひなびた感じのいい風情を残し、この温泉地の人気が高い理由の一つになっています。

由布院温泉へのアクセスは、飛行機を利用していく場合だと、大分空港まで飛行機で行き、大分空港から高速バスに乗って行く方法が一般的なようです。
高速バスでないバスを利用する場合は、大分空港から別府北浜まで行き、そこで乗り換えて行く方法もあります。
また、福岡空港からも由布院駅行きの高速バスが出ています。
電車を使っていく場合は、博多駅まで行き、そこから「特急ゆふ」に乗り由布院駅に行く方法が一般的なようです。

泉質は無色透明の単純泉で、さらりとした肌ざわりのお湯で、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復などに効果があるといわれています。
さらりとした感じが浸かっていてとても気持ちのいいお湯です。

由布院温泉は全国第3位という豊富な湧出量のおかげで、リーズナブルな金額で入ることが出来る共同浴場がたくさんあるので、気軽な気持ちで、いろんなお風呂に立ち寄ってみることができます。
また、湯布院温泉は映画祭や音楽祭など行っていて芸術文化も盛んです。街には個性的なギャラリーや美術館などが点在していて、アートの街としても有名な町です。

この由布院温泉は九州で屈指の人気を誇る温泉で、訪れた人はリピーターになってまた来るという人が多いそうです。
この由布院温泉にまだ行ったことが無いという人は一度訪れてみてはどうでしょうか。



関連書籍紹介


由布院の小さな奇跡 (新潮新書)



内容（「BOOK」データベースより）
由布院は盆地である。かつては山に囲まれた普通の田舎だった。名所旧跡もない。温泉の湧出量は全国第二位という豊富さだが、客は少なかった。現在、旅館も増え、みやげ物屋が立ち並び、国内温泉地のなかでトップクラスの人気を集めるようになった。年間の観光客は三百八十万人、宿泊客は九十五万人を数える。この奇跡的な成功の陰にはどのような努力があったのか。「由布院ブランド」を築き上げたまちづくりの物語。