榊原温泉

榊原温泉（さかきばらおんせん）は、三重県の津市榊原町にある温泉です。
大和時代の頃にはすでに温泉が湧き出ていたと伝えられるとても古くからの歴史がある温泉です。
この榊原温泉は別名「ななくりの湯」とも呼ばれていて、平安時代の女流作家で有名な枕草子（まくら の そうし）が「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」と日本の三名泉の１つにこの榊原温泉をあげていることでも有名です。

榊原温泉へのアクセスは、電車を利用していく場合だと、近鉄特急に乗り榊原温泉口駅まで行き、そこから三重交通バスに乗って約15分で到着します。
榊原温泉口駅までは近鉄特急で、大阪から約1時間15分、名古屋から約1時間10分、京都から約1時間40分ほどかかります。

泉質はアルカリ性単純泉で慢性関節リュウマチ、皮膚病、婦人病、糖尿病、神経痛、疲労回復などに効果があると言われています。
また、肌にしっとりとなじむビロードのような柔らかい湯で風呂上がりに肌がつるつるスベスベになる事から美肌の湯としても有名で、女性の人にとても人気の高い温泉です。

榊原温泉は緑豊かな丘陵地というロケーションにあるので、のどかな自然に囲まれながらのんびりとお風呂を楽しむ事が出来ます。
榊原温泉には、露天風呂や寝湯、歩行浴湯などを備えた立ち寄り湯などもあるので、散策がけら行ってみるといいと思います。
また、青山高原まで続いている榊原自然歩道をハイキング気分で歩いてみるというのもオススメのコースです。

榊原温泉にはたくさんの宿泊施設があり、それぞれ自慢のお風呂があるので、いろいろ調べて気に入って宿泊施設を探してみるといいと思います。
また、少し足を伸ばせば、日本有数の有名な神社「伊勢神宮」や、F1レースも開催される日本で最も有名なサーキット「鈴鹿サーキット」など様々な観光地があるので、時間があれば行ってみるといいでしょう。
枕草子が日本の三名泉の１つにあげたこの榊原温泉に行った事がないという人は一度訪れてみてはどうでしょうか。