酸ヶ湯温泉
酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)は青森県の青森市の南部にある八甲田山系の火山起源の温泉です。
「酸ヶ湯」という名前は、この湯の泉質が酸度が高いため酸の湯と呼ばれていたことからこの名がついたそうです。
鹿がこの地に沸いている温泉で傷を癒している姿を地元の人が発見したことからはじまったと言われている温泉で、その歴史は長く300年も前からこの地に温泉宿がありました。
八甲田の主峰大岳の西麓標高900メートルというとても高所にある温泉なのでとても雄大な山々の景色を観ながら温泉に入ることが出来ます。
酸ヶ湯温泉へのアクセスは、東京方面から電車を利用していく場合だとJR新幹線はやてなどを利用して「JR八戸駅」まで行き、そこからJR東北本線もしくはJR特急スーパー白鳥に乗って「JR青森駅」まで行きます。
JR青森駅からJRバス東北十和田湖行きに乗って約1時間10分で酸ヶ湯温泉というバス停に到着します。
宿泊施設の無料送迎バスが青森駅から運行しているので、時間を調べて上手に利用してみるといいと思います。
泉質は酸性硫黄泉で「酸ヶ湯」という名の通り酸度が高い湯でリューマチや神経痛、胃腸病、皮膚病、婦人病、肝臓病、胆のう病、眼病などに効果があると言われています。
この酸ヶ湯温泉について調べてみると、どうやら宿泊施設は「酸ヶ湯温泉旅館」という施設が1件あるだけのようです。
この酸ヶ湯温泉旅館は、収容人数400人ととても規模の大きい旅館で「ヒバ千人風呂」という160畳ものスペースを誇る巨大なお風呂が自慢の旅館です。
このヒバ千人風呂は旅館に宿泊していない人でも午前7時から午後5時半までの時間は立ち寄り湯として利用することも出来ます。
車で5分程の場所に同経営の八甲田ホテルもあり、こちらに宿泊しても千人風呂まで送迎してくれます。
標高900メートルというとても高所にある酸ヶ湯温泉にまだいった事がないという人は一度訪れてみてはどうでしょうか。