全国各地にある素敵な温泉に足を運んでみよう

白骨温泉


白骨温泉(しらほねおんせん)は、長野県の松本市安曇にある温泉です。
鎌倉時代にはすでに開湯していたといわれ、戦国武将の武田信玄は、戦で負傷した兵士や採鉱夫をこの白骨温泉のお湯で治療さしていたと伝えられています。
「白骨」という名前は、温泉の石灰質の成分によってお湯が白くにごっている事に由来して付けられているようです。
乗鞍岳の東中腹、湯川と湯沢が合流する深い谷あいに位置している白骨温泉は、今なお昔の風情を残す温泉地です。周辺には渓谷や洞窟、滝など、見ごたえのある美しい自然の名所が点在しているので、白骨温泉を基点に様々な場所を観光することが出来ます。

白骨温泉へのアクセスは電車を利用していく場合だと、松本駅から松本電気鉄道に乗り「新島々駅」で降りてそこから松本電鉄バス白骨温泉行きに乗って、1時間20分ほどで到着します。
白骨温泉は深い谷あいにあるので、マイカーで行く場合はコースによっては、雨の量や冬の期間など通行禁止になる場合もあるので、ルートを良く調べてから行くようにしましょう。

泉質は炭酸水素塩泉などで、白くにごっているのが特徴です。胃腸病、婦人病、肝臓病、神経病、呼吸疾患などに効果があると言われています。
特に胃腸に効果が高いことで知られていて、飲むと胃腸にとても良いと言われています。
そのため、3日入れば3年間は風邪を引かないと言い伝えられるほど胃腸に良いとされている温泉です。
また、美肌効果もあるとされているので女性の人にもとても人気があります。

白骨温泉にはいくつかの立ち寄り湯があるので、いろいろ立ち寄ってみるといいと思います。
白骨温泉は知名度の割には、あまりたくさんの宿泊施設が無いので、人がたくさん訪れるシーズンは宿の予約が取りにくいかもしれません。
ですから早めに宿泊施設の予約を取っておくことをオススメします。
深い谷あいに位置していて、大自然に囲まれている白骨温泉に訪れて、大自然の中の温泉を満喫してみてはどうでしょうか。