長湯温泉
長湯温泉(ながゆおんせん)は大分県の竹田市直入にある温泉です。
岡藩主中川久清公などに愛された温泉で、温泉地としてとても古い歴史を持っています。
古くから与謝野晶子などの文人作家の人達に好まれていて、そのゆかりの歌碑がいくつも点在しています。
この長湯温泉はドイツの温泉療養都市と友好を結んでいて、飲泉中心というヨーロッパの温泉文化を取り入れて町内には5カ所の飲泉所があります。
街にはヨーロッパ風のデザインの建物や、ドイツワインが売られていたりなど、ドイツの温泉療養都市と友好を結んでいることを感じる事が出来ます。
この長湯温泉へのアクセスは、電車を利用していく場合は日豊本線を利用してJR大分駅まで行き、そこからバスに乗り長湯温泉に行く事ができます。
また、JR豊肥本線の「豊後竹田駅」から高伏経由「長湯行」の大分バスに乗って行くこともできます。
泉質は炭酸水素塩泉などで、発泡入浴剤の7倍もの炭酸成分が含まれている事でも有名で、高血圧、神経痛、筋肉痛などに効果があると言われています。
また、飲用すると胃腸の働きを活発にしたり便秘に利くと言われています。
長湯温泉には「ガニ湯」よ呼ばれる名物露天風呂があります。
この露天風呂は芹川のほとりにある無料の露天風呂です。周りに囲む物が無い開放的なロケーションでしかも混浴なので、入るのには少し勇気がいるかもしれませんが、長湯温泉の名物として有名な場所なので、この地に訪れた際にはチャレンジしてみるのもいいと思います。
長湯温泉にはたくさんの立ち寄り湯があるので、いろんなお風呂に入ってみるといいと思います。
その中でも有名なのが「ラムネ温泉」とよばれる入浴施設で、日本一の炭酸泉として売っている泉質を利用した温泉で、40度以上の炭酸泉が湧く世界でも珍しい泉質を利用した温泉です。
長湯温泉にはたくさんの宿泊施設があり、それぞれの宿に自慢のお風呂があるので、いろいろ調べて気に入った場所を探してみるといいでしょう。
日本有数の炭酸泉として有名な長湯温泉にまだいった事がないという人は一度訪れてみてはどうでしょうか。