伊香保温泉
伊香保温泉とは群馬県の渋川市伊香保町にある温泉です。
群馬県には草津温泉という有名な温泉がありますが、それに並ぶ群馬県を代表する温泉の1つです。
「万葉集」や「古今和歌集」にも登場する歴史のある温泉地で、戦国時代後期、負傷した武士の湯治のために大規模な湯治場として使用され、明治に温泉保養地として広く世間に推奨されてからは、皇族や文人、日本駐在の外国人の避暑地として多くの人々が訪れるようになりました。
石段街がシンボルの温泉地で、何となく町全体に大正浪漫の雰囲気が漂い、訪れた人をノスタルジックな気分にさせてくれます。
この伊香保温泉へのアクセスは、電車を使っていく場合に東京からだと、東京駅か上の駅から上越新幹線で高崎駅まで行きます。
高崎駅から上越線に乗って「渋川駅」にいきます。上野から「特急草津・水上号」という列車に乗れば電車一本で渋川駅まで行くこともできます。
この渋川駅から関越交通バスの伊香保温泉行きに乗って約20分程の時間で着きます。
また、高崎駅からもバスが出ていて、こちらからだと1時間ぐらいバスに乗ることになります。
クルマで行く場合は関越自動車道の「渋川・伊香保インターチェンジ」から県道渋川松井田線経由で約10キロほどで着きます。
泉質は硫酸塩泉などで、神経痛、慢性消化器病、切り傷、やけどなどに効果があるとされています。
伊香保温泉のメインストリートになる石段街は、伊香保御関所近くの入口から頂上の伊香保神社まで続く300メートルほどの道に、旅館や湯処、お土産屋が立ち並んでいて、独特の風情をかもし出しています。
またちょっと移動すれば、素敵な公園や神社、協会などもあるので、訪れてみるといいと思います。
風情がある石段の温泉街の伊香保温泉に行った事がないという人は、一度訪れてみてはどうでしょうか。
関連書籍紹介
伊香保温泉 るるぶクラブにっぽんの温泉 (ムック)
内容(「MARC」データベースより)
ドイツ人医師ベルツの紹介により、温泉保養地として有名になった伊香保温泉。「黄金の湯」と呼ばれる温泉にまつわるエピソードや名物、食など伊香保温泉を総合的に紹介。データ:2003年10月現在。